悪魔論

役者を始めた頃、養成所の先生が
『悪魔の世界へようこそ』
と嘘ぶいていたが、
要は、本能のまま、気持ちの感じるままに活きるアーティストの世界を
しがらみに縛られた社会生活に対して悪魔の世界と言ってみたのだろう。
考えて見れば、日本のマット界では、それ以上を日々表現しなくてはならない。
プロレスと言う、
唯一無二のアートは
虚実混沌こそが魅力とも言われ
我等はその表現者として
リング内外に問わず、どこまでも、いかがわしい煙りの立ち込めたスラム街の住人で居なければならない。
やがて、その煙りは自分自身をも飲み込んで行き、
燻され、戸惑い、困惑するのだが、
いつしか煙りに身を任せる事で身が軽く解放され快楽にはまる。
これこそが、この世界に活きる人間達の悪魔。
しかし、我等はそれ以上は語れ無いのだ。
♪誰も知らない知られちゃ行け無い♪
AKIRAのムササビ道場 トレーナー日記
http://www.smashxsmash.jp/


悪魔論” への13件のコメント

  1. 以前…舞台の魔物に捕まってしまったね!と言われたことがあります。
    一度虜になったらもう逃れられない…そんな感じなのでしょうか?

  2. 先週、劇団四季の舞台を観に行って来ました。平幹二郎さん主演!ヴェニスの商人でしたが…身につまされた思いでした

  3. >クマ髭さん
    俺も、さっき夕陽を浴びて、
    黄色いTシャツ着てバイクに乗って唄ってた。
    別に唄ってはなかったか。

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