人を指導する、とは?
名コーチ、或いはカリスマトレーナー等と言う敬称は昔から有る。
選手を育てる人がその様に言われるのは嬉しいものだ。
でも、ちょっと待てよ。
その昔、俺が中学生だった頃の野球部の顧問は名監督の敬称が欲しいが為に何時でも自分がカッコよく目立つ事ばかりを考えて、
それぞれの生徒達の発達や疑問、悩みにはまるでオザナリだったではないか。
今でも、トレーナーの講習会等では『俺って凄いでしょ!』と言わんばかりの講師がいるのだか、指導を受ける側にはそんな自己陶酔野郎はウンザリなのだ。
来年には30年になるプロレスのキャリアの中で、人にアドバイスをする機会は多いのだが、
選手やクライアントの成長、成果はその人の努力で勝ち得たものでコーチやトレーナーがもたらすものでは無いと言うことを指導者サイドはキモニ命じなくては成らんのだ。
コーチと選手の関係が上手く行かなくなるパターンはどのスポーツでもソコの所だ。
指導者は常に縁の下に居るべきなのだ。
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