中身を検証 vs STARBUCK戦

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「登場でのオーラ」
と言う表現だが、
例えば生命力やコンディションの充実感からも、人間のオーラもしくは活力は発散されるものだ。
しかし、
奴の場合のオーラと言う表現は、存在感と言った表現になるのだろう。
銀幕のスターさん、「勝新太郎」さんのそれなのだ。
幕を開けてピンスポットを浴びた姿に、
強烈なインパクトとパワーを感じるのはこの事だ。
例えば、舞台や映画で存在感を現すには、その役者は役の人物として如何に舞台で生きているか?
高いテンション、生命力を持ちつつ、舞台での出来事に反応して居るのか、
と言う事が重要になる。
一瞬一瞬の出来事、瞬間の出来事に心が激しく反応しなければ、
そして、
すき間なく絶えず心が埋まっていなければ、
オーディエンスからのくぎ付けの視線を獲得することは出来ないと言う事だ。
イギリスの舞台役者は、シーンの相手と
遠く距離を離して会話を交わし、
どれだけ強い心の動きを相手に伝えて、
その感情を受け取り心を反応させて、
心の動きを投げ帰せるのかと言う感情のキャッチボールを
心が届いたかどうかにこだわり、
永遠と繰り返す稽古をするという。
登場シーンからの奴のエモーションは強烈、しかも多彩に変化を投げかけていた。
「負けるか!」と言う俺が投げるエモーションをもてあそぶかの様に多彩な変化球を投げては俺の心をおちょくりながら。
まるで、初心者相手のチェスを楽しむかの様に“EYE OF THE TIGER”で現れて。
STARBUCK、奴が神と言われる訳は、
見えないけれども確かに感じる神通力にある。
それは、その瞬間に活き、湧き出るほどのエモーショナルパワーに他ならないのでは無いかと思った。
かくして俺は、
今夜はギャラリーでの朗読会。
心は届いだろうか。
STARBUCKのアコースティックギターに対抗したいものだ。


中身を検証 vs STARBUCK戦” への13件のコメント

  1. ちなみに朗読会は100万回生きたねごを読んだんですか。心が届いてたらいいですね。

  2. 朗読会の仕事を承けて戴き、本当にありがとうございました。
    スターバック選手の本当の凄味は、リング上で対峙したAKIRA選手にしか分からないものなのだ、とこの2回のブログを読んでいて思います。
    が、昨夜の朗読会で、私は専らレンズ越しにAKIRA選手を見て、声を聞いていましたが、読んでいらっしゃるAKIRA選手の、物語を表現する楽しさや、喪った人を思う痛みなど、深々と伝わっていたと感じました。
    声が、いいんだなあ…と思います。
    AKIRA選手の、観衆の眼差しを惹き付けるパワーは他者にヒケをとらないと思いますが、あの日の試合も観た者としては。
    なにしろ、大好きな詩や物語を読んで、あんなに活き活きと表現して戴き、至福の時間でした。
    またああいう仕事がありましたら、是非ともお願いしたいです。

  3. 人のオーラって、感じます。
    昔、AKIRAさんの舞台を見に行った時に、今井雅之さんが見に来られた時と同じ日でした。そこの一角だけ何か違いました。芸能人が来たから空気が変わったのかもしれないですけどね。
    今日、私は本多劇場にある俳優軍団の舞台を見に行きます。

  4. AKIRAさん、最高でした。それ以外に言葉が見つかりません。
    最大級の感謝とこれからの更なる期待です。

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