フィンレーの衝撃
デーブ・フィンレーの衝撃、
基本的な動きから随所に繰り出される変化球はコロンブスの卵の発想で、ホンロウする対戦相手を確実に痛めつける。
奴の一挙手一投足、いや、表情、眼球の色さえもが、オーディエンスを自らのペースに引き込み、魅了して離さない。
・・・震えた。
レスラーの多くは、会場の沈黙を嫌い、動きを止めることに躊躇いを感じるものだが、
奴は、静止した、自ら沈黙を創った。
しかし、その時、オーディエンスの総ての眼は好奇心と共に、奴が差し出した指先に注がれるのだった。
サイコロジーという言葉、プロレスが芸術だという言葉が今まで随分と不用意に使われて来た事を俺たちは悔やんだ。
しかし、今、奴に出逢えた衝撃に涙する。
こんな言葉を想いだした。
「イギリスの舞台俳優はハリウッドで活躍する奴らから恐怖と尊敬の意で見られている」と。
俳優養成所に通っていた頃にアクティングコーチが度々言っていた言葉だ。
ヨーロッパ文化の中でレスラーとして闘いつずけた奴のポリシーがそこに有るのかもしれない。
“フィンレーの衝撃” への16件のコメント
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お疲れ様です!
木曜日の試合、会場で観ていました。
少し抑えられただけでも、厳しい表情をするスターバック。ちょっとやそっとの攻撃では、びくともしないフィンレー選手。
試合を通して、フィンレー選手ってこんなにスゴイ選手だったんだなぁ~って衝撃を受けました(>_<)
SMASHのベルト…個人的には是非AKIRAサンに取り返してほしいなぁ~。
次の試合も期待してマス!怪我に気をつけて頑張ってください!!q(^^)p
フィンレー選手の凄さは、新日本に参戦していた時から感じていました。
今までそれが伝わってなかっただけと思います。
僕もベルトは、AKIRA選手にと思います。
タイトル通り、衝撃的でした。
当日までに自分が見立てていた「ゴッチ対ロビンソン」の現代版が想像通りに目の前で繰り広げられたこともそうですが、
フィンレーは想像以上に恐ろしいというか、
あの試合を通じてプロレスリング本来の持ってる凄さというか底の深さを教えられたような感覚です。
フィンレーのことを振り返る度に鳥肌が立つくらいですからね、いまだに。
フィンレー凄かったですね…ヘッドロック一つ取っても鳥肌ものでした(^_^;)
もう一瞬でガチッて感じで(;o;)
前日の全日後楽園でフィンレー選手を見かけて握手して頂きましたが、紳士でしたけど何とも言えない迫力がありました。
マフィアのボスみたいな…
大阪大会では色々ありがとうございましたボディガー選手会を一発で仕留めたツームストンパイルドライバ一は凄まじかったですね…
アクション!アクション!また、アクション!の映画ばかりだと、観客も疲れ神経も感性も麻痺してしまいます。。緩急を、「静と動」の大切さ。。
現代のプロレスに警鐘を鳴らす存在として、そして最後の本格派として、登場したレスラーなのだと考えます♪
フィンレーの試合は瞬き出来ないほどでした。
あの衝撃は今も目に焼き付いています。
フィンレーまさに衝撃でしたね!
観客がフィンレーのオーラに圧倒されているなか、キャーキャー騒いでた私たち姉妹ですが…。
あのフィンレーが後楽園ホールで見れるなんてすごいです!!
休憩中、握手して頂いてありがとうございました!!
来月のAKIRA兄さんのカードかなり楽しみです!!
>あらさん☆さん
初コメありがとうございます。
その時代が求める選手と言うものがあるようです。
今、まさに、フェンレーの時代か。
>グレート・ヤマさん
良いものは、不変なのかもしれませんんね。
>yattzinさん
同感です!
>つなで姫さん
まさに、”GOD FATHER”の迫力。
>raijin011さん
獲物を仕留めるプロセスに狩猟民族の血の匂いがしましたね。
>なんち♪さん
最後の砦。
イノベーション、そして、革命が始まりかもしれません。
>ミントさん
観に来て頂けてよかった!
>りんつみこむさん
派手にいきますよっ!